2006年 06月 12日
林を白く染める栗の雄花と、ヒッソリ咲く雌花 |
梅雨に入ると
一斉に林を白く染め
特有の香りを放つ
栗の雄花
近付いて見ると
無数の雄しべを付けている
細い瓶を洗うタワシは
こんな所からヒントを得たのではないかと
思いたくなるほど
雌花を探すと
なかなか見つからない
やっと探し当てると
小さな目立たない花が
ぽつんと咲いている
それにしても
雌花の数に対して
数千、数万倍、いやそれ以上の
雄しべの数
縄文の時代から
いやそれ以前の時代から
種を守り繋いで来るために
必要だったのかもしれない
栗の木は
人間に
食料と住居を
そして、交通手段などを
支え、貢献してきた
栗の雄花の力強さを感じる
自然は芸術!:手作りの『北の森工房』へ
by blossom_a
| 2006-06-12 18:20
| 庭の木